全国区でも注目が集まる、「那珂川市」が熱い理由。

全国区でも注目が集まる、「那珂川市」が熱い理由。

220人の雪辱。那珂川町、ついに那珂川市へ。

祝!!2018年10月1日より、筑紫郡那珂川町が那珂川市へ昇格致しました。

2010年に行われた前回の国勢調査では、わずかに220人足りず市昇格を逃した苦い思い出が。今回二度目のチャンレンジで50029人を突破し、町民全員の悲願だった那珂川市に。8年間様々な取り組みが行われてきただけに、一気にお祝いムードに包まれています。

弊社も行政や周りの企業様と一緒に、数々のイベントを通して、市への昇格を見守っていました。地域密着だからこそわかる那珂川のよさ、変化をお伝えしたいと思います。

毎日新幹線で通勤!博多から8分の那珂川市。

毎日新幹線で通勤!博多から8分の那珂川市。

注目される那珂川ですが、その成り立ちを知っている人はどれだけいるでしょうか。

1956年、昭和の大スター石原裕次郎が太陽の季節でデビューした時に同じくして、南畑、岩戸、安徳の3村が合併して那珂川町が誕生しました。当時人口は8948人。福岡市南部のベッドタウンとして人口が増え、一時は福岡市との合併話が持ち上がったこともあるそうです。

ただし福岡中心部から13キロメートルも離れているため、バスで約1時間かかっていた元那珂川町。博多までの移動は新幹線の開通後、劇的な変化が訪れました。開通して28年。博多ー那珂川間を8分300円で結ぶ新幹線は、今回の施行に一役かっているに違いありません。

那珂川の住民はもう慣れてしまっていると思いますが、福岡市内からのお客様は新幹線に乗れることを驚きながら楽しんでもらっているようです。

那珂川市は施行を見越して、道路の拡張やアウトドア施設建築等様々な取り組みを行ってきました。全国区のテレビで特集されていた時は福岡市民を驚かせてしまったかもしれません。

最近は施行もありずっとお祭りモードですが、普段は水と緑の街と謳われる自然豊かな街。あゆ釣りやホタルの鑑賞できる公園もあり、都会よりも自然の中に暮らしたい人から人気を博しています。

1分でわかる、那珂川市のグッドポイント。

1分でわかる、那珂川市のグッドポイント。

日本の政令指定都市の中で人口の増加率がトップの街、福岡市。そのベッドタウンとして那珂川市に注目が集まり人口が増加しています。福岡中心部から13キロメートル。お父さんが通勤するのにちょうどいい距離で、自然の中でのびのびと子育てができる環境のためか、子育て世帯が特に増加しています。

そのため行政のバックアップも頼もしく、行政が運営している幼稚園・保育所だけでなく私立幼稚園・保育園の数がダントツに多かったり、駅前に子育て世代が使える施設やママに嬉しいイベントも積極的に開催されています。小さいお子さんを抱えながら働く女性にとっては嬉しい環境なのが人気が上がっている要因の1つなのです。賃貸物件も賃料が市内よりも安く、家族向けの広さや間取りの物件が多めです。

大きなショッピングモールはありませんが、中心部にスーパーや家電量販店なども沢山あります。店を含め飲食店が非常に多いし、子育て世代が多いせいか店内も広く肩身の狭い思いをせずにすむのは、福岡都心部と大きな違いです。

博多駅のほうが近いですが、天神地区へもバス・電車を利用して30分程度で行けるアクセスも、良いところのひとつです。

市制施行によるメリットデメリット

市制施行によるメリットデメリット

町から市になることでなにが変わるのか。それは、市民サービスの向上です。

市では福祉事務所の設置義務があるため、福祉事務所ができることで家庭児童相談室の設置、母子・父子自立支援員の配置、さらに生活困窮者自立支援事業生活保護、高齢者の総合相談などのサービスが始まります。

こういった福祉的な取り組みが、元気で勢いのあるまちとして対外的に注目され、住民流入、企業の進出や雇用につながっていきます。今後の那珂川市にますます期待ですね。

デメリットとしては、住所変更や証明書の発行があげられます。一番身近な運転免許証や保険証、各種証書などはほとんど変更の必要はありません。変更のために役所に大行列ができるということはなさそうです。

住所の変更が必要なものは、一部の通信会社。携帯によって住所変更が不要というところもありますが、必要な場合は早めに済ませておきたいですね。

不動産オーナー様へ伝えたい、お得ポイントとは。

不動産オーナー様へ伝えたい、お得ポイントとは。

市政に移行する際の実感として、上にあげた福祉事業所の設置により、強みだった子育て世代に加え、シニア世代の転入が見込めます。小さな子どもにとって住みやすい町作りはシニア世代にとっても同じ。手厚い福祉サービスへの期待をひしひしと感じます。

こうした世代単位の人口増加の見込みもあり、弊社の実感としてもテナントの問い合わせが増加しています。また、会社の登記住所を移転させたいという相談も多いので、今後は雇用が増え、入居率も増加していく予測ができるため、今まで土地活用に踏み切れなかった新規オーナー様からも問い合わせを頂いています。

デメリットとしては、固定資産税に加えて、都市計画事業などの費用に充てるための都市計画税が加算されるため、家屋や土地所有者の納税負担が増えてしまうことですね。しかし、全体的には人口増が見込めるため、大きなチャンスといえると思います。

町づくりにかける行政・企業・住民の協力体制。

町づくりにかける行政・企業・住民の協力体制。

2013年から地域商社があります。南畑を元気にしようと集まった7人の区長(なんとみんな60歳以上!)が中心に発足。元気ですよね。地域商社があることで、市外や県外にも商品や土地の魅力がひろがっていっています。

最近は特に行政も観光業に力を入れ始め、福岡市や他県からも観光客が来る仕組みを作っています。一度観光で訪れた人が、那珂川の自然豊かで活性化している現状に興味を持ち、転居してくるパターンもあります。

那珂川を盛り上げたい!という気持ちのもと、行政、企業、住民が協力して街づくりに取り組んでいて、その熱が那珂川市の魅力の一つとなっています。

弊社も微力ながらご協力してきました。2018年までは市になるという目標に向かって走り続け、見事達成したことで一息つきましたが、ここからが面白いところ。ここでできた絆をいかして、これからも地域と共に「ずぅーっと住みたい」町を目指していきますので、今後も是非ご注目ください!

さいごに

さいごに

那珂川町のいままでと、那珂川市のこれからの可能性を感じていただけたでしょうか。
個人的には、住所表記が短くなったことも地味に嬉しいポイントです。

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株式会社ネクステップ

那珂川市・春日市・大野城市・筑紫野市・福岡市を中心に不動産を取り扱う不動産会社です。賃貸管理業から戸建住宅の売買まで幅広い事業を行っております。お問合せは0120-412-132までご連絡ください。

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