
【2025年最新版】市制施行から7年!福岡都市圏に近い「那珂川市」が選ばれる理由
2018年に市制施行してから7年。那珂川市は、福岡都市圏に隣接する街として少しずつ変化を重ねながら、暮らしやすさや環境の良さといった魅力を大切に育んできました。
2025年のいま、改めて那珂川市の現在地を振り返り、このまちが選ばれている理由を整理します!
市制施行から7年
2018年、那珂川町は市制を施行し「那珂川市」として新たなスタートを切りました。当時は市制移行そのものが大きな話題であり、今後どのような街へ成長していくのか、多くの期待が寄せられていました。
220人の雪辱。那珂川町、ついに那珂川市へ
祝!2018年10月1日より、筑紫郡那珂川町が那珂川市へ昇格しました。
2010年に行われた国勢調査では、わずかに220人足りず市昇格を逃した苦い思い出が。二度目のチャンレンジで50029人を突破し、町民全員の悲願だった那珂川市に。8年間様々な取り組みが行われてきただけに、一気にお祝いムードに包まれました。
弊社も行政や周りの企業様と一緒に、数々のイベントを通して、市への昇格を見守っていました。地域密着だからこそわかる那珂川のよさ、変化をお伝えしたいと思います。
毎日新幹線で通勤!博多から8分の那珂川市

注目される那珂川ですが、その成り立ちを知っている人はどれだけいるでしょうか。
1956年、昭和の大スター石原裕次郎が太陽の季節でデビューした時と同じくして、南畑、岩戸、安徳の3村が合併して那珂川町が誕生しました。当時人口は8948人。福岡市南部のベッドタウンとして人口が増え、一時は福岡市との合併話が持ち上がったこともあるそうです。
ただし福岡中心部から13キロメートルも離れているため、バスで約1時間かかっていた元那珂川町。博多までの移動は新幹線の開通後、劇的な変化が訪れました。開通して35年。博多ー那珂川間を8分330円で結ぶ新幹線は、市制施行に一役かっているに違いありません。
那珂川の住民はもう慣れてしまっていると思いますが、福岡市内からのお客様は新幹線に乗れることを驚きながら楽しんでもらっているようです。
水と緑の街と謳われる自然豊かな場所で、あゆ釣りやホタルの鑑賞ができる公園もあり、都会よりも自然の中に暮らしたい人から人気を博しています。
3分でわかる、那珂川市のグッドポイント!

日本の政令指定都市の中で人口の増加率がトップの街、福岡市。そのベッドタウンとして那珂川市にも注目が集まっています。福岡中心部から13キロメートル。お父さんが通勤するのにちょうどいい距離で、自然の中でのびのびと子育てができる環境のため、子育て世帯におすすめです。
行政のバックアップも頼もしく、行政が運営している幼稚園・保育所だけでなく私立幼稚園・保育園の数がダントツに多かったり、駅前に子育て世代が使える施設やママに嬉しいイベントも積極的に開催されています。小さいお子さんを抱えながら働く女性にとっては嬉しい環境なのが人気が上がっている要因の1つなのです。賃貸物件も賃料が市内よりも安く、家族向けの広さや間取りの物件が多めです。
大きなショッピングモールはありませんが、中心部にスーパーや家電量販店なども沢山あります。店を含め飲食店が非常に多いし、子育て世代が多いせいか店内も広く肩身の狭い思いをせずにすむのは、福岡都心部と大きな違いです。
福岡市に隣接する強み
那珂川市の大きな特徴のひとつが、福岡市に隣接している立地です。
博多エリアまで比較的短時間でアクセスできる距離感は、日々の通勤・通学、買い物や外出の面でも大きな利便性をもたらしています。
近年、博多駅から短時間で到着できる博多南駅周辺が話題になったこともあり、「都市に近い郊外」というエリアの価値が改めて注目されました。那珂川市もまた、こうした都市近接エリアならではのメリットを持つ街と言えるでしょう。
博多駅のほうが近いですが、天神地区へもバス・電車を利用して30分程度で行けるアクセスも、良いところのひとつです。
市制施行によるメリット

町から市になったことでなにが変わったのか。それは、市民サービスの向上です。
市では福祉事務所の設置義務があるため、福祉事務所ができることで家庭児童相談室の設置、母子・父子自立支援員の配置、さらに生活困窮者自立支援事業や生活保護、高齢者の総合相談などのサービスが始まりました。
落ち着いた暮らしを支える環境
那珂川市が単なる“ベッドタウン”にとどまらない理由は、自然環境と生活環境のバランスにあります。山や川に囲まれた風景は今も身近にあり、四季の移ろいを感じながら暮らせる環境が保たれています。
市制施行後は、公共サービスや生活インフラの整備も進み、日常生活の利便性は着実に向上しました。「自然が多い=不便」というイメージを感じさせない点も、那珂川市が選ばれ続けている理由のひとつです。
不動産オーナー様へ伝えたい、お得ポイントとは?

市政に移行した実感として、上にあげた福祉事業所の設置により、強みだった子育て世代に加え、シニア世代の転入が見込めます。小さな子どもにとって住みやすい町作りはシニア世代にとっても同じ。手厚い福祉サービスへの期待をひしひしと感じます。
こうした世代単位の人口流入の見込みもあり、弊社の実感としてもテナントの問い合わせが増加しています。また、会社の登記住所を移転させたいという相談もあるので、今後雇用が増え、入居率も増加していく予測ができるため、今まで土地活用に踏み切れなかった新規オーナー様からも問い合わせをいただいています。
デメリットとしては、固定資産税に加えて、都市計画事業などの費用に充てるための都市計画税が加算されるため、家屋や土地所有者の納税負担が増えてしまうことですね。しかし、全体的には人口流入が見込まれるため、大きなチャンスといえると思います。
町づくりにかける行政・企業・住民の協力体制

2013年から地域商社があります。南畑を元気にしようと集まった7人の区長(なんとみんな60歳以上!)が中心に発足。元気ですよね。地域商社があることで、市外や県外にも商品や土地の魅力がひろがっています。
行政も観光業に力を入れ始め、福岡市や他県からも観光客が来る仕組みをつくっています。一度観光で訪れた人が、那珂川の自然豊かで活性化している現状に興味を持ち、転居してくるパターンもあります。
那珂川を盛り上げたい!という気持ちのもと、行政、企業、住民が協力して街づくりに取り組んでいて、その熱が那珂川市の魅力の一つとなっています。
弊社も微力ながらご協力してきました。2018年までは市になるという目標に向かって走り続け、見事達成したことで一息つきましたが、まだまだ面白いところ。ここでできた絆をいかして、これからも地域と共に「ずぅーっと住みたい」街を目指していきますので、今後も是非ご注目ください!
2018年から現在、そしてこれから
2025年のいま改めて振り返ると、当時語られていた可能性が、少しずつ現実の街の姿として形になってきていることを実感します。
那珂川市は、急激に変化する街ではありません。しかし、暮らしやすさを大切にしながら、着実に前へ進んでいる街です。
これからも福岡都市圏の一員として、そして独自の魅力を持つ地域として、那珂川市は進化を続けていくことでしょう。
さいごに

那珂川町の今までと、那珂川市のこれからの可能性を感じていただけたでしょうか。
市制施行から 7年以上が経過した現在、那珂川市は福岡都市圏の中で「住む場所としての魅力が定着した街」として、確かな評価を得ています。
人口規模や住宅地の広がりなど、街の姿は少しずつ変化しましたが、生活のしやすさや環境の良さは今も大切に受け継がれています。
これからも当社では、地域の変化や魅力を継続的に発信していきたいと思います!
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※本記事は、2018年に当コーポレートサイトで公開した内容をもとに、那珂川市の現状に合わせて加筆・修正し、再投稿しています。










